山や海底などで、道と道をつなぐ「トンネル」。
私たちの生活に当たり前のように存在しているトンネルですが、実はその工事には数々の困難が待ち受けています。それにも関わらず、なぜ笹島建設はトンネルを掘り続けているのでしょうか――。
高速道路、新幹線、地下鉄、水路、海底、発電所……。
トンネルは、非常に幅広いフィールドで活躍しています。そして、いずれのトンネルも存在するのは、山や海といった大自然の中。トンネル工事の現場は、うだるような酷暑や凍てつく極寒など、とても快適と言えない労働環境であることがほとんどです。ときには、山を掘ることで湧き出てくる水や地下水を含んだ地層である破砕帯が、激流となって襲ってくることもあります。まさに、トンネル工事は危険と隣り合わせなのです。
畏怖の念を抱きかねない自然に、笹島建設が立ち向かっている理由。
それは、トンネルの先にある「未来」を信じているからです。
トンネルで道と道をつなげば、生活に不可欠なライフラインの確保だけでなく、人や物の往来が安全かつ容易になります。そして、経済活動が盛んになれば、より社会は発展を遂げることでしょう。
なにより、トンネルの開通は人々の笑顔をもたらします。熾烈な自然との闘いの中で「もう無理だ」と力尽きそうになるとき、脳裏に浮かぶのは“人々の笑顔”。「暮らしやすくなった」「安心できる毎日になった」とのお声をいただくだけで、笹島建設が次の現場に向かうための十分な原動力となるのです。
トンネルの先にある「未来」の到来を信じ続けているから、何が起ころうとも不撓不屈の精神で果敢に前へ進むことができる。
笹島建設は、それこそが自らの使命だと捉え、過酷な自然の中にトンネルという「未来の礎」を築いてまいります。